クロストリジウムはカテコラミン代謝異常を引き起こすことが報告されています。 フェニルアラニンからHPHPAが精製されます。 これは、統合失調症や自閉症児で高値であることが多いのです。 クロストリジウムは便総合検査、HPHPAは尿有機酸検査にて検出する事が可能です。 *HPHPA: ...
アーカイブ 1月 2017
腸脳相関の話
メチレーションと病態
メチレーションと様々な病態 うつ病以外の精神疾患にもメチル化状態は密接に関連します。 例えば、自閉症の98%はメチレーション低下です。 だから、自閉症の子供に対してはメチレーションを上げるための治療が推奨されます。 また、反社会的人格障害の人もメチレーション低下傾向は強いの ...
ウィリアム・ウォルシュ博士について
ウィリアム・ウォルシュ博士 ウォルシュ・リサーチ・インスティテュート所長 全米並びにオーストラリア、ノルウェイ、イギリスなど、世界各国にて数百名規模の臨床医に対するエピジェネティクスの研修・教育プログラムを指揮している。 1970年代には、イリノイ州 ...
神経伝達物質と遺伝と栄養
神経伝達物質のバランスは遺伝と栄養できまる 遺伝要因 その① 葉酸活性化遺伝子変異があるとドーパミン、セロトニンは減少する MTHFR(メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素)は、葉酸の活性化に必要な酵素ですが、 この酵素を作る遺伝子に変異が起きてうまく働かない場合、結果として体内にお ...
うつ病を治療する前にセロトニン量を評価したほうがよい理由
うつ病治療で最も使用されるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は脳神経のセロトニンを増やす働きがあります。 これが最も使用される背景にはうつ病患者の脳神経ではセロトニンが少ないという前提があります。 しかし、3万人のうつ病患者のセロトニンを測定したウイリアム・ウォルシュ ...