治療方針
目に見えない身体機能の低下と原因を探して治療します。
生化学的な根拠をもとに治療を行います。
食習慣の改善をメインに、適切な質のサプリを用います。
体の機能を向上させます
6つの体の機能(ホルモンバランス、ミトコンドリア、神経、腸、肝臓、脳)を調べ、低下している場所を栄養と食事指導で回復させます。
副腎(HPA軸)
体の恒常性を保つホルモンを出している場所です。砂糖の摂りすぎ、不規則な生活、ストレスが副腎を疲労させます。
腸内環境
腸内細菌が減少すると腸の免疫とバリア機能が低下し、うつやアレルギーを引き起こすこともあります。 腸以外の場所に症状を引き起こすことがあるので注意が必要です。
ミトコンドリア
ミトコンドリアは、体内のエネルギーの90%以上を生み出しています。栄養の偏りや感染症、そして環境毒素などが機能を低下させます。
脳
体内の様々な部分から影響を受けやすい臓器です。自律神経を整え、栄養を補充し、ホルモンバランスを整え、解毒を行うなど総合的なアプローチが必要な場所です。
根本原因にアプローチします
低下している体の機能と共に、自然治癒力を妨げている根本原因を見つけましょう。原因を取り去らなければ、いくら栄養を摂っても体の機能をもとに戻すことは難しいです。
全てのことが全てを引き起こす
多くの根本原因が多くの機能低下を引き起こします。例えば水銀の毒性は脳機能もミトコンドリアもホルモンバランスも狂わます。寄生虫や砂糖の摂りすぎも同様です。
これらの組み合わせは全て疲労を引き起こします。だから疲労症状がある場合は、どんな原因がどのような機能低下を引き起こしているかを見つけ出す必要があります。
生化学的な根拠をもとに治療します
ホルモンバランスやミトコンドリア機能、腸内環境を見るためには海外で主に行われている専用の検査を組み合わせて行う必要があります。
これらは数ある検査の一例です。例えば腸内環境検査1つとっても欧米を中心に複数の会社が数十種類の検査を提供しています。 検査の選定には広範な知識を必要とします。 まずは診察を受けて、どのような検査を受けるべきかご相談することをお勧めします。
尿有機酸検査
多くの情報が得られる総合検査です
カンジダ感染、ミトコンドリア機能の低下、糖質や脂質がエネルギーにうまく転換できているか?、解毒回路は働いているかなどを総合的に見ることができます。詳しくはこちら
GI-MAP検査
腸の感染症は大きな根本原因です
腸内細菌のバランス、免疫状態、消化不良、悪性菌やカンジダなどのイースト、そして寄生虫などの感染症を見つけるための検査です。非常に高感度なのが特徴です。詳しい読み方はこちら。
唾液中コルチゾール検査
副腎疲労の調整に有用な検査です
コルチゾールの1日のリズムの乱れや副腎の疲労、体内の炎症などを推測する検査です。おおよその治療にかかる期間も推定できます。詳細な方法はこちら(医療関係者向けです)。
最適な量のサプリメントを使います
栄養は目的別に最適量が決まっており、中途半端な量を使用してもほとんど効果はありません。症状変化や様々なバイオロジカル検査の結果を目安に、当院では最適な栄養素の量を提示します。
最適な質のサプリメント使います
日本ではサプリメントはいわゆる健康食品に分類され、医療的な用途を目的としていないものが大多数です。当院では栄養療法に耐えるだけのクオリティを持つものを厳選して使用しています。
生活習慣改善がメイン治療です
身体機能低下の根本原因の50%は、生活習慣の悪化です。
ぜひサプリを生活習慣の改善の手助けとして使ってください。
食生活を中心に改善することで、必要な栄養サプリメントを減らすことができます。
食事
栄養療法のメインは食事です。治療の80%を占めます。個人差はもちろん、治療の進み具合で食事は変わります。
睡眠
正しい睡眠は体を修復させます。単純に早寝早起きを心がけることからスタートしましょう。
運動
運動療法は必須だと考えてください。今運動ができなくても将来的にできる体を目指します。
瞑想
様々な物事にとらわれないようにする訓練です。熟練すれば、睡眠もコントロールできるようになります。
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あなたの症状、あなたの目的に当院が寄り添えるかどうか、お答え致します