ターゲットは体の機能低下と根本原因です
症状や病名だけに対してサプリを摂ってもしばしば効果が見られません。症状や病名は結果だからです。
まず原因があり、それが引き起こすダメージが体の機能を低下させ、最終的に症状が出て栄養が消耗します。
どのような原因、どのような機能低下が症状や疾患を引き起こすのかを見極めることがポイントです。
副腎疲労
長期間のストレスなどが原因で、朝が起きられない、立ちくらみがする、何をやっても楽しくないなど様々な症状を引き起こします。
副腎疲労の正体は脳疲労であり、実際には副腎は疲労していません。脳と副腎の軸(HPA軸)を修正するのがメイン治療ですが、その際に脳や副腎にかかる多くのストレス源を特定して除去する必要があります。
詳しくは「副腎疲労とは?病院での検査、症状、治療方法」へ
疲労をおこす疾患
疲労を起こす疾患は基本的にミトコンドリア機能が低下していることが多いです。問題は何が機能低下を起こしているかです。ミトコンドリアサプリでとりあえずエネルギーを得ながら、原因検索を進めていきます。
線維筋痛症
3ヶ月以上にわたり、全身の圧痛に加えて疲労症状を引き起こす疾患です。当院では、自己免疫、栄養バランスの観点から診察を行っています。
慢性疲労症候群
長期間にわたり疲労が続く疾患です。海外では筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群という病名で、感染との関わりが強いとされています。詳しくはこちら
不妊症
卵子は体内で最大のミトコンドリアをもつ細胞であり、機能低下が不妊に直結します。また、継続するストレスはコルチゾール分泌を増やしそれが女性ホルモンのアンバランスを引き起こします。(コルチゾールスティール症候群と呼ばれる病態)。
当院では、ミトコンドリア機能改善と自律神経緊張によるホルモンバランスの自然な改善にアプローチします。詳しくはこちら
精神神経疾患
脳の60%は脂から出来ています。普段食事から摂る脂の種類が脳の神経伝達に大きく影響します。また、ドーパミン 、セロトニンなど神経伝達物質の材料も生成に必要なアミノ酸も全て栄養素が深く関係しています。
アルツハイマー型認知症
アミロイドβ蛋白が蓄積する病気として知られていますが、この原因は、炎症、栄養、ホルモン不足、重金属やカビ毒の蓄積に大きく分けられます。当院では、それらの原因検索を行い対策します。 詳しくはこちら
発達障害
多くの自閉症児には、脳と腸の炎症が見られます。小児の脳は4歳までに80%成長しますので、なるべく早期に治療を開始するのが鍵です。治療の成否は食事をどこまで変えられるかにかかっています。詳しくはこちら
ADHD
お子様の場合、多動と集中、大人の場合は集中力の欠如が1番問題です。多動はドーパミン、集中はノルアドレナリンに大きく関係するため、ドーパミン→ノルアドレナリンの代謝を改善させるアプローチを行います。これも腸内環境が大きく関係します。詳しくはこちら
うつ病
うつの原因は神経伝達物質のアンバランスだとされています。
多くの抗うつ薬はセロトニン、ノルアドレナリンなど神経伝達物質を増加させますが、ウイリアム・ウォルシュ博士によれば、実際に脳内のセロトニンが少ないうつ病患者は全体の38%です。
また、セロトニンに関係なく銅と亜鉛のバランスやビタミンB6の欠乏、重金属の蓄積などがうつ症状を引き起こすこともあります。
詳しくはこちら
皮膚疾患
腸内環境との関わりが非常に強い臓器です。
ストレスや食事による腸の悪化がそのまま影響している方が多いです。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は慢性の皮膚の炎症ですが、難治性の場合、副腎ひろう、腸内環境異常など内科的要因を伴っていることが少なくありません。また、痒みを起こさせない自律神経のアプローチも重要です。詳しくはこちら
掌蹠膿疱症
掌や足の裏など皮膚の厚い場所にできる膿疱状病変ですが、本質的には免疫の異常亢進による皮膚のターンオーバー異常です。免疫を更新させる炎症を探していきます。
関節リウマチ
自己免疫疾患の方には、免疫を亢進させる炎症や感染などが存在する事が多く、リウマチの場合は、マイコプラズマやEBウイルスがそれにあたります。それに対する栄養療法は感染対策と免疫調整になります。詳しくはこちら
その他につきましては、お問い合わせください。