症状
- とにかく疲れやすい 朝が起きられない、休みの日は1日中寝ている
- 不妊症 不妊治療中
- 強迫神経症 車を運転するたびに事故を起こしていないかニュースを確認する
- 潰瘍性大腸炎
脳機能スコア
セロトニンレベルの低下を疑う所見です。脳機能スコアについて詳しくはこちら
検査結果
血液検査
ビタミンB群、亜鉛レベルの低下など、細胞のミトコンドリア機能低下を疑う所見。
総合便検査
培養でイースト菌が増殖しています。炎症を表すラクトフェリンの値が極めて高く、炎症性腸疾患の存在に矛盾しない所見です。不妊症に対しては、自律神経の調整とミトコンドリア機能向上治療を行いますが、それに先立って、腸内環境改善が必要です。
尿経路排泄重金属検査
鉛、水銀の排泄量がかなり多く、重金属蓄積量もおそらく多いと思われます。
治療経過
不妊は代表的なミトコンドリア機能低下症の一症状です。腸内環境改善後にデトックス治療を行ったところ、1か月後には妊娠されました。
まとめ
乳酸菌は腸内悪玉菌を駆逐する自然な抗生物質として働き、カンジタの異常増殖を抑えますまた、ビタミンB、Kを作り出し、腸管の修復剤であるブチル酸を作り出します。腸の規則的な運動もここから生まれます。頑固な便秘の方の便検査では、乳酸菌が殆ど検出されません。
腸内環境改善のためには、食事改善に加えて、副腎ケア、自律神経ケアなど複合的アプローチが求められます。