経過
母親より
3歳頃から、喘息頭痛アレルギー性鼻炎を訴えておりましたが、毎日元気に過ごしており、食べ物の偏りはありますが(果物・生野菜・生魚が嫌い)運動が得意でリレーの選手や少年野球を3年間やっておりました。
中学に入り部活と勉強(塾)の両立にアップアップしていた折、中学1年の夏に風邪から体調を崩し、下痢、頭痛、目眩、疲労、不眠、過眠…
脳神経外科から始まり頭痛外来、神経内科、整体、カイロ、心療内科、鍼灸、沢山の病院を放浪し、最後小児科で起立性調整障害という病名を頂きました。
中学校は殆ど通う事が出来ませんでした。現在は単位制の通信高校に通っておりますが、久々に土日に大好きなハンドボールをやったあとから、ぐったりしてしまい、週に3回の学校にも行けない状況になってしまいました。
これが最後の治療になる事を願っています。
症状
肩こり(整骨にて、背骨・首・歯の高さと歪み調整)、起立性調節障害、慢性疲労、口呼吸、歯並びが悪い
脳機能スコア
脳機能スコアには大きな問題はないようです。脳機能スコアについて詳しくはこちら
検査結果
便検査
乳酸菌、クロストリジウムなど良性細菌の減少、炎症の増強を認めます。
毛髪ミネラル検査
水銀、ヒ素の軽度排泄上昇あり、必須ミネラルは軒並み低下しており、腸からの吸収障害の影響もあるかもしれません。
経過
- 治療1か月目~食事指導、乳酸菌、腸内炎症抑制治療、ミネラルバランスの改善
- 治療2ヶ月目~悪性細菌除菌
- 治療3ヶ月目~上咽頭炎のケア
- 治療4ヶ月目~デトックス治療
を行いました。
まとめ
腸内環境改善治療への反応が良好であり、3カ月で疲労軽減、6カ月で通常通り起きられるようになりました。一般的に若くて病歴が浅い人ほど治療への反応性はよいです。