皮膚疾患
アトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、ニキビ、慢性湿疹など、多くの皮膚疾患は単なる皮膚だけの問題ではありません。腸内環境の乱れや全身の炎症、栄養不足が深く関わっています。当院では皮膚疾患の根本的な原因にアプローチする栄養療法で、内側から健康な肌を取り戻すお手伝いをしています。
皮膚疾患の症状
アトピー性皮膚炎は乳児期には頬や手足、成人では肘の内側や膝の裏に湿疹ができ、強いかゆみや乾燥でお悩みの方が多いです。掌蹠膿疱症は手のひらや足の裏に膿疱が繰り返しでき、ニキビは思春期だけでなく大人にもできる炎症性の皮膚疾患です。慢性じんましんや脂漏性皮膚炎なども含め、これらの症状は外用薬だけでは根本的な改善が難しい場合があります。
皮膚疾患の原因

1. 皮膚バリア機能の低下と腸内環境の悪化
健康な皮膚にはバリア機能がありますが、遺伝的要因や栄養不足によりこの機能が弱くなると様々な皮膚トラブルが起こります。また、腸の壁が薄くなる「リーキーガット」により有害物質が体内に侵入し、全身の炎症や皮膚症状を引き起こします。
2. 慢性炎症と感染症
体内の慢性的な炎症が皮膚にも現れます。ピロリ菌などの慢性感染症、重金属の蓄積、ストレスなどが炎症の原因となります。また、皮膚の菌バランスが乱れ、悪い菌が増えすぎることも症状を悪化させます。
3. 栄養不足とホルモンバランスの乱れ
皮膚の健康に必要な栄養素(亜鉛、ビタミンA、D、オメガ3脂肪酸など)の不足や、特定の食品(乳製品、グルテン、砂糖など)への反応、ホルモンバランスの乱れ(特にニキビ)なども皮膚症状の原因となります。
当院のアプローチ
1. 皮膚バリア機能の根本的修復
L-ヒスチジンで皮膚のバリア機能を修復し、L-グルタミンで腸の壁と皮膚を同時に修復します。亜鉛やビタミンAで皮膚の再生力を高めます。研究では湿疹の重症度が34%改善し、副作用もありませんでした。
2. 腸内環境の改善と感染症治療
プロバイオティクスと食物繊維で善玉菌を増やし、リーキーガットを修復します。また、ピロリ菌やカンジダなどの慢性感染症を検査・治療し、根本的な炎症の原因を取り除きます。
3. 皮膚に特化した栄養療法
亜鉛(皮膚修復)、ビタミンA(皮膚細胞の正常化)、ビタミンD(抗炎症)、オメガ3脂肪酸(炎症抑制)、ビタミンB6(ホルモンバランス調整、特にニキビに有効)などを個人の状態に合わせて処方します。
4. 個別化された食事指導
グルテン、乳製品、砂糖などの炎症を起こす食品を特定して除去し、抗炎症作用のある食品を中心とした食事指導を行います。天然の抗菌・保湿ケアも指導します。
5. 包括的な検査
腸内細菌バランス検査、食物アレルギー検査、栄養状態評価、炎症マーカー測定、感染症検査などにより根本原因を明らかにし、最適な治療プランを作成します。
まとめ
皮膚疾患は見た目の問題だけでなく、QOL(生活の質)に大きく影響します。当院では20年以上の栄養療法の経験をもとに、外用薬だけに頼らない根本的な治療を行っています。
このような方におすすめです:
- ステロイドなどの外用薬を長期使用している
- 症状が良くなったり悪くなったりを繰り返している
- 食べ物と症状の関係が気になる
- 根本的に肌質を改善したい
皮膚は「内臓の鏡」と言われるように、体の内側の状態を映し出しています。腸内環境、栄養状態、ホルモンバランスなど、様々な要因を総合的に改善することで、健康で美しい肌を取り戻すことができます。
まずはお気軽にご相談ください。詳しい検査により根本原因を明らかにし、あなたに最適な治療プランをご提案いたします。
➤検査・カウンセリングは完全予約制で承っております。
お気軽にLINEやWebからご相談ください。
\無料カウンセリングはこちら/
ご予約・お問い合わせ
受診に迷われている方へ
当院を受診されるかどうか迷われている方、当院での受診が適切かどうか判断がつかない方のために、ご相談を受け付けています。
クリニック公式LINE
無料セミナーやお得なキャンペーン情報が知りたい方はこちら