5万人以上の脳画像を診断してきたダニエル・G・エイメン先生によると、画像で得られる脳の部分的な活動性から脳の症状が推測できるそうです。
彼は、脳画像スペクトを見て脳機能を診断しますが、画像を撮影しなくても様々な症状から脳のどこの部分の活動性が低下もしくは亢進しているのかを推測できるとしています。
当院では、そのようなエイメン先生の考え方をとりいれたアンケートを脳の活動性診断の参考にしています。
脳の活動性と症状の関連
前頭前野の活動性低下 ⇒ 衝動が抑えられない
前帯状回の活動性亢進 ⇒ 強迫的になる
大脳基底核の活動亢進 ⇒ 不安神経症
大脳辺縁系の活動更新 ⇒ 悲観的、うつ
脳の部分と働き
前頭全野 判断衝動抑制
前帯状回 順応性
大脳辺縁系 情動気分
大脳基底核 心と体のつながり喜び