宮澤医院では根本原因を見つけるための様々なバイオロジカル検査を行っています。
血液検査
基本検査では、主に不足しているミネラル、体に対するダメージを中心に測定します。
必要に応じてビタミンD濃度や甲状腺ホルモン量なども測定します。
胃酸分泌量なども推定することができます。
来院が必要です。
副腎機能を見る検査
唾液コルチゾール検査
朝、昼、夕方、夜の副腎ホルモンレベルを唾液で測定します。それにより副腎の概日リズムと副腎の疲労度(実際には脳下垂体の疲労度)を測定することができます。
この値を基準内に戻すように調整していきます。
一言:唾液中コルチゾールは古くから副腎機能の評価に用いられていますが、現在は起床後に3回を含めて6回測る方法が主流です。起床時から30分後に
腸内環境をみる検査
総合便検査 CSA
乳酸菌バランス、消化、免疫、エネルギー状態など非常に多くの情報が得られる
(郵送にて検査が可能です)
遅延型食物アレルギー検査(IgG)
24時間以降に起こる様々な症状の原因究明に
(郵送にて検査が可能です)
有機酸尿検査
腸内環境からミトコンドリア機能、セロトニン、ドーパミンバランスなど総合検査
(郵送にて検査が可能です)
ゾヌリン検査
¥37,800
検査について詳しい説明はこちら
脳の神経伝達物質の状態をみる検査
遺伝子検査(自閉症、発達障害用)
特にメチレーションの遺伝子多型を調べるためにもちいています。
メチレーション検査
実際にメチレーションが回っているかどうかを調べます。
副腎疲労をみる検査
24時間尿中ホルモン検査
重金属の蓄積、排泄をみる検査
毛髪ミネラル検査
重金属の蓄積とミネラル・バランスの両方を見ることができます。
重金属尿検査
デトックス治療の効果判定に最適です。
総合的な栄養状態をみる検査
・血液検査および尿検査(60項目~)
・尿中アミノ酸分析検査
感染症、免疫状態の検査
マイコプラズマ脂質抗原
MP脂質検査(1項目)
結果の解釈の重要性
根本原因を見つけるために、適切な検査を行うことは言うまでもありませんが、検査結果を的確に解釈することも同じく非常に重要です。
検査をしたものの、結果の解釈が不十分だったり、間違ったりしているために病気が治らないというケースが多くあります。
非常に多いのは以下の場合です。
- 食物アレルギー検査で食物制限のみを行っている。
⇒ 原因を放置して、症状の軽減のみを行う治療です。
食物アレルギーを引き起こしているリーキーガットの原因を探りましょう。
- 毛髪検査で重金属が排泄されないので問題ない。
⇒ 重金属の排泄障害がある人が最重症です。
- 血液検査で足りない栄養を摂れば治っていく。
⇒ 血液検査でわかる栄養状態はほんの一部です。
(但し、血液検査から身体状況を推理していくのは非常に重要な診断のプロセスです)
検査結果だけを見てサプリメント処方をするのは問題外ですが、
・重金属の入っている量を推定して、その量に見合った排泄量があるのか?
・食物アレルギーを起こしている原因はなんなのか?
など、より根本原因を探ること、そして全体のバランスをみて治療に結びつけること、また原因が複数ある場合、治療の順番をいかに組み立てるかなどが、治療の効果を最大限にし、副作用を最小にするために大きく関わってきます。