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京橋ウェルネスクリニック(宮澤医院)

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アトピー性皮膚炎の栄養療法

アトピー性皮膚炎の栄養療法

2017年1月10日 宮澤 賢史

アトピー性皮膚炎は、免疫異常を伴う慢性の皮膚炎症です。日本皮膚科学会では以下のように定義されています:

表皮、なかでも角層の異常に起因する皮膚の乾燥とバリア機能異常という皮膚の生理学的異常を伴い、多彩な非特異的刺激反応および特異的アレルギー反応が関与して生じる、慢性に経過する炎症と掻痒をその病態とする湿疹・皮膚炎群の一疾患。患者の多くはアトピー素因を持つ。

この疾患を根本的に治すためには、「免疫を正常化させつつ、皮膚の炎症を抑えること」が必要です。

ステロイドの問題点を理解する

アレルギー疾患の基本治療方針は、「免疫を抑制せずに炎症を抑える事」です。残念ながらステロイドには、強い抗炎症作用とともに免疫抑制作用があります。以下に、ステロイドの主な問題点を挙げます。

1. 皮膚バリア機能の悪化

ステロイド外用剤はアトピー性皮膚炎の悪化の短期的な治療薬としては重要です。しかし、長期間、とくに感受性の強い部位に外用すると、角層を破壊し、表皮の萎縮をきたします。

ステロイド外用剤の長期連用は敏感な部位での皮膚バリア破壊を介して、外的刺激やアレルゲンの侵入を引き起こします。このことは**「ステロイド依存」**と呼ばれるステロイド外用後のリバウンド現象の説明になります。 (参考:J ALLERGY CLIN IMMUNOL Volume 118, Issue 1, Pages 3 (July 2006))

2. ステロイド離脱症候群

ステロイドは長期間使用すると副腎機能が低下します。一般的にステロイド外用剤は、副腎疲弊を起こしにくいと言われることもありますが、外用剤でも長期使用にて出現することが報告されています。

強力なステロイド外用剤を長期間皮疹部に外用した7人の患者において、全身性の副作用である「副腎皮質ステロイド離脱症候群」が生じました。全例で、この症候群の特徴である脱力・疲労感・軽度の発熱・乏尿・頻脈・胃腸および精神症状がみられました。 (参考:香粧会誌Vol.15No.1(1991))

3. ステロイドの効果減少

ステロイドは長期間使用により、効果はだんだん弱くなってきます。そのため、weekからstrong、very strongのステロイドへとだんだん処方を強くしないと効果が保てなくなります。

これは2010年のハグ教授による論文で、経皮ステロイドが効かないアトピー患者では、効果に関わるグルココルチコイド受容体αの邪魔をするグルココルチコイド受容体βが増えていることが説明されています。

当院のアトピー治療方針

脱ステロイドできる体づくり

ステロイドは極めて効果の高い抗炎症剤なので、使うべき時にはうまく使いますが、最終的には離脱しなくてはなりません。そのためには、うまく準備をして無理のない方法が望まれます。

特に重要なのは以下の2点です:

  • 食事を変えて、体内からも炎症を抑えるようにすること
  • 副腎のケアをしてリバウンドを最小限に抑えること

アトピー性皮膚炎は皮膚科疾患でもあり、内科疾患でもあります。副腎疲労が改善すると、脱ステロイドの導入がより容易になります。

免疫の正常化

腸内環境改善やデトックス治療により、体本来の免疫状態を発揮できるようにします。皮膚から異物を排泄することは、正常な免疫反応なのです。

食事の重要性

フィッシュオイルは魚からとれる良質の不飽和脂肪酸で、細胞膜に取り込まれ、抗動脈硬化作用や抗炎症作用をもつ優れた栄養素として認知されています。

しかし、フィッシュオイルの治療は効果的がある人とない人に分かれます。効果がない人に共通することは「食事が悪い事」です。フィッシュオイルは細胞膜の脂肪の割合を変えることで作用を発揮するため、いくらEPA・DHAを多く摂っても、炎症を引き起こすアラキドン酸を含む肉の脂を多く摂っていると効果は出ません。

食事を変えて、油を変える事がアトピーに好影響をもたらします。

まとめ

アトピー性皮膚炎の治療は、単にステロイドで症状を抑えるだけでなく、根本的な体質改善が必要です。食事の見直し、副腎のケア、免疫の正常化を組み合わせることで、ステロイドに依存しない健康な肌を目指しましょう。

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