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副腎疲労のサプリメント治療

Home > 副腎疲労 > 副腎疲労のサプリメント治療

2017年2月7日 //  by 宮澤 賢史


副腎疲労を起こす人々のほとんどは、多少なりとも慢性ストレスを抱えています。
ストレスは、不安障害や睡眠障害だけでなく、循環器系、消化器系、免疫系などに深刻な問題を引き起こします。
ライフスタイルの見直しや正しい食事、運動等に加えて、適切なサプリメントを用いることが回復を早めてくれます。
ここでは特に重要な4通りの使い方をご説明します。

1 脳と副腎の連携修復
副腎に負担をかけるのは脳からの命令であり、脳との連携を整えることは大切です。
2 副腎の滋養強壮
牛の副腎をすりつぶしたものや、ハーブ類などを使用します。
3 うつ、気分の落ち込み対策
副腎疲労にはうつ症状が出ることが多いため、調整します。
4 ミトコンドリア対策
ミトコンドリアを動かす栄養が枯渇していることも多く、補充が必要です。

コンテンツ

  • 1 脳と副腎の連携を修復する
    • 1.1 ホスファチジルセリン
    • 1.2 フィッシュ・オイル(魚油)
    • 1.3 αリポ酸
  • 2 アダプトゲンを用いて副腎機能を強化する
    • 2.1 オタネニンジン
    • 2.2 エゾウコギ(シベリア人参)
    • 2.3 甘草(リコリス)
    • 2.4 アシュワガンダ(インドニンジン)
    • 2.5 ロディオラロゼア
  • 3  うつ、不安、睡眠障害に対処する
    • 3.1 L-テアニン
    • 3.2 バコパモニエラ
    • 3.3 バレリアン
    • 3.4 カモミール
    • 3.5 ホップ
    • 3.6 γアミノ酪酸(GABA)
    • 3.7 トリプトファン
    • 3.8 5-HTP
  • 4 ミトコンドリア機能を修復する
    • 4.1 ビタミンB群
    • 4.2 亜鉛
    • 4.3 マグネシウム
    • 4.4 ミネラルは吸収に工夫が必要
  • 5 まとめ
    • 5.1 共有:

脳と副腎の連携を修復する

中等症の副腎疲労では、副腎ホルモンのコルチゾールは過剰に分泌されています。
ストレスが継続している上に、コルチゾールを抑える脳の調整力が落ちているからです。
(さらにくわしい説明はこちら)
そのような時には、過剰なコルチゾールを調整してくれるサプリメントを使いましょう。
脳がストレスを受けた時に、副腎に無理やり命令することを抑えるため、副腎が休みを取ることができるようになります。

ホスファチジルセリン

細胞膜の構成成分であり認知機能を改善する事で有名ですが、ストレス時の過剰な「脳ー副腎反応」を抑制する効果も持ち合わせています。
激しいウェイトトレーニングを行った男性に対して1日あたり800mgのホスファチジルセリンが投与された実験では、トレーニング後のコルチゾール濃度の低下や過度のトレーニング後にみられる筋肉痛やうつ症状の減少がみられました。
1日あたり400mg以下の摂取量では、800mg摂取した時に比べて効果は低くなりました。
ホスファチジルセリンのこの効果は用量に依存していると考えられます。
ジャロウ・フォーミューラーのフォスファチジルセリン

フィッシュ・オイル(魚油)

1日に7.2gのフィッシュオイルを3週間摂取した7名の男性は、ストレス負荷をかけても急激なコルチゾールやエピネフリンの産生増加が見られなくなりました。
フィッシュオイルには不安をとってくれる効果もあり、お勧めです。
水銀汚染の少ない北氷洋で捕れる魚油を使用しているノルディック・ナチュラルのフィッシュオイル

αリポ酸

抗酸化物質として知られるαリポ酸は、ストレスによる心臓へのカテコールアミン蓄積を予防し、排泄も促進します。

アダプトゲンを用いて副腎機能を強化する

疲弊期は「コルチゾール」が枯渇しています。副腎が衰弱しきっているからです。
カンゾウ、ウィザニア、ロゼオラ等、副腎の回復を促すアダプトゲンを摂取すると共に、全身の細胞の修復を進めていきます。
「アダプトゲン」はストレス反応の回復を促す植物です。副作用が少なく、ストレスへの抵抗力を高めてくれます。
1950年代にソビエトでエゾウコギ(シベリア人参)が研究されたのがはじまりで、今では様々な植物にアダプトゲン作用があることがわかっています。
最も知られているアダプトゲンはオタネニンジンとエゾウコギで、他にウィザニアやカンゾウ、ロディオラなどがあります。ウィザニアなどは優先的に副腎に作用し、ロディオラは主に中枢神経系に効果を発揮します。

オタネニンジン

副腎及び、視床下部-下垂体-副腎系に効果あり。コルチゾール産生を刺激し、ストレス反応を強化してくれます。マルチビタミン・ミネラルを組み合わせて用いると効果的です。

エゾウコギ(シベリア人参)

45名の健康なボランティアにエゾウコギを30日間摂取してもらったところ、摂取群では心拍数が40%で低下、更に女性被験者では血圧が60%で低下しており、エゾウコギがストレスに上手く対応している事がわかります。

甘草(リコリス)

漢方薬でよく用いられるカンゾウには弱いコルチゾール様の活性があります。
中国では副腎機能症によく用いられます。

アシュワガンダ(インドニンジン)

アーユルベーダ医学の中で特に著名なアダプトゲンです。動物実験で、オタネニンジンのような抗ストレス作用があることが示されています。
サン・ポーションのアシュワガンダ

ロディオラロゼア

ストレスによる疲労感が減ったことにより集中力が飛躍的に向上し、プラセボ群と比較して 唾液中コルチゾールも顕著に低下するなど多数の報告があります。また、心肺保護作用や脳内での神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、ノルエピネフリン)輸送を高める働きもあります。

 うつ、不安、睡眠障害に対処する

これらは副腎に負担をかけ、自然回復を阻害する大きな要因です。
うつ症状には、体内メチル化状態からセロトニン、ドーパミンが足りないのか、過剰なのかを見極めて処方を選択します。天然の栄養素はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)と同等の効果を持ち、しかも副作用は極めて少ないのが特徴です。
不安要素が強ければ、GABA受容体に働くベンゾジアゼピン系の薬剤を使用するのも一手ですが、天然のGABAやバレリアンなどGABAを誘導する植物などは副作用が少なくて済みます。
睡眠障害にはメラトニン、5HTPなどを用いる事があります。

L-テアニン

緑茶や紅茶などから出物されるアミノ酸であり、紅茶一杯におよそ20mgのテアニンが含まれます。脳内に存在するL-テアニンはドーパミン、セロトニンを増やします。リラックスや注意・集中力を高める作用、心の状態を安定的に導く効果があります。

バコパモニエラ

不安症状への効果が高いことが裏付けられています。ラットの調査では、バコパ抽出物が処方薬のベンゾジアゼピン系ロラゼパムよりも強い抗不安作用を発揮しました。しかも、ロラゼパムの様な記憶障害の副作用は無く、むしろ記憶力を向上させる作用があります。

バレリアン

バレリアンが用量に依存してγアミノ酪酸(GABA)を合成している事が明らかになっています。不安症状を軽減し、不眠にも効果的です。

カモミール

成分の一部がベンゾジアゼピンの受容体に結合することで、不安感の軽減や鎮静作用を示すことが確認されています。ジアゼパムとは対照的に、記憶障害の副作用は起こりません。

ホップ

ドイツ連邦の薬用植物評価委員会で、不安、睡眠障害をはじめとした気分障害に効果的なハーブとして認定されています。神経過敏、不眠に対するマイルドな鎮静・睡眠効果を狙って使用されます。

γアミノ酪酸(GABA)

抑制性神経伝達物質の中でも最も重要な物質で、心の統制活動を脳で行っています。
リラクゼーション効果や睡眠促進作用があることが証明されており、GABAの濃度が減少すると不安症やうつ、不眠などの精神疾患や神経障害を発症します。
ハルシオンやホリゾンをはじめとして多くのの抗不安薬や睡眠薬はGABA受容体への作用機序を狙って開発されています。

トリプトファン

神経伝達物質セロトニン、神経ホルモンのメラトニン、ナイアシン(ビタミンB3)の前駆体です。低用量でも入眠潜時が短く(1g)、ノンレム睡眠が長くなっている(250mg)ことが報告されており、さらに2.5g摂取で、閉塞性睡眠時無呼吸症候群の改善報告があります。
但し、ストレスや炎症、ビタミンB6不足などでトリプトファンから5-HTPへの転換酵素が阻害される事に注意しなくてはなりません。

5-HTP

直接の経口摂取で、メラトニン、ドーパミン濃度が上昇します。パニック障害や、睡眠障害に対して効果的です。

ミトコンドリア機能を修復する

副腎疲労では、ミトコンドリアを動かす栄養が消耗しています。特に重要なのはビタミンB群と亜鉛、マグネシウム、コエンザイムQ10など酵素反応の補酵素として働く栄養素です。

ビタミンB群

エネルギー産生のキーミネラルです。副腎疲労の方は低血糖症を補うために糖質を過剰に摂取している場合があり、ビタミンBを消耗している場合がよくあります。
ビタミンBは相互作用があるため、B1,B2,B3、B5,B6,B12,葉酸などの複合体で摂るのが好ましいです。その中でも特に三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)の全てをエネルギーに変換するのに必要なビタミンB5を多めにとるとよいでしょう。
ビタミンB5(パントテン酸)を多めに配合してあるストレスBコンプレクス

亜鉛

250以上の酵素反応の補酵素として働くミネラルで、エネルギー代謝に深く関わります。またドーパミンの代謝に関わるため、不足すると不安症状が強くなり副腎疲労を悪化させます。
亜鉛不足は最もポピュラーにみられる栄養素不足の一つですが、ピロール障害を持つ方は極端に亜鉛が不足しますので、通常よりもかなり多い亜鉛補給が必要になります。ピロール障害の有無は尿検査によって判別します。

マグネシウム


350以上の酵素反応に関わるエネルギーミネラルです。例えば、生体のエネルギー通貨ATPがリン酸を手放す時にエネルギーが発生しますが、その際に必要な酵素ATPアーゼには補酵素マグネシウムの働きがかかせません。マグネシウム不足では、ATPからのエネルギー産生が阻害されます。
また、ホルモン分泌に関わるカルシウムの働きを支えるためにも欠かせないミネラルです。しかし、長年にわたるストレス負荷により多くの人で枯渇しています。

ミネラルは吸収に工夫が必要

日本人の多くは腸内環境悪化によりミネラルの吸収に障害をきたしています。これらのミネラルをサプリメントで摂る場合は、イオン化しやすい液体タイプか、もしくはアミノ酸で挟み込み吸収をよく改良してあるキレートタイプがお勧めです。
代表的なキレートマグネシウムであるクエン酸マグネシウム
便秘薬に使われる酸化マグネシウムは吸収率が3%程度と極めて低く、マグネシウムを補給するのには向いていません。
また、副腎疲労の患者さんの多くは長年続くストレスのために、腸内環境が乱れている場合があります。その場合はそちらを優先的に治療する事も必要です。

まとめ

以上、副腎疲労に有用なサプリメントをご紹介しました。
適切なサプリメントチョイスは副腎疲労からの回復を早めてくれますが、サプリメントだけで副腎疲労が完治することは殆どありません。
ライフスタイル・食事の改善が非常に重要な事を忘れないでください。

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