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慢性疲労に対する栄養療法

内科

慢性疲労とは、十分な休息をとっても回復しない、持続的な疲労感や倦怠感が6ヶ月以上続く状態を指します。単なる「疲れ」とは異なり、日常生活に大きな支障をきたし、従来の治療法では改善が困難な症状です。

多くの患者さんが「怠けている」「気持ちの問題」と誤解されがちですが、実際には明確な生化学的・生理学的な原因が存在する疾患です。当クリニックでは、20年以上にわたる栄養療法の経験から、慢性疲労の根本原因を特定し、個別化された治療を提供しています。

慢性疲労の原因

当クリニックの臨床経験では、慢性疲労の原因の約90%は以下の3つの要因に集約されます:

1. ドーパミン不足

ドーパミンは「やる気」や「動機」に関わる神経伝達物質です。ビタミンB6不足や、慢性的なストレス、栄養不足により、ドーパミンの合成が低下すると、疲労感や意欲低下を引き起こします。

2. ミトコンドリア機能障害

ミトコンドリアは細胞内でエネルギー(ATP)を産生する「発電所」です。活性酸素の蓄積、マグネシウムやCoQ10の不足、ビタミンB群の欠乏により、ミトコンドリアの機能が低下すると、根本的なエネルギー産生能力が減少し、疲労感が生じます。

3. 副腎疲労(と甲状腺機能低下)

副腎は「ストレス対応ホルモン」であるコルチゾールを分泌する臓器です。慢性的なストレス、血糖調節障害、慢性炎症により副腎が疲弊すると、ストレス処理能力が低下し、朝起きられない、夜眠れない、立ちくらみなどの症状とともに慢性疲労を呈します。

改善のコツ

最も重要なのは、むやみにサプリメントを摂取するのではなく、適切な検査により個々の患者さんの疲労の根本原因を特定することです。

同じ「慢性疲労」でも、その原因は人によって大きく異なります:

  • ある方はドーパミン不足が主因
  • 別の方はミトコンドリア機能低下が主因
  • さらに別の方は副腎疲労が主因

原因が異なれば、必要な栄養素や治療アプローチも全く違います。検査なしに一律の治療を行っても、効果は期待できません。

京橋ウェルネスクリニックのアプローチ

包括的検査による原因の特定

個別化された栄養療法

検査結果に基づき、患者さん一人ひとりに最適化された治療プランを提供:

栄養療法1.0(足りない栄養素の補充)

  • 不足栄養素の特定と適切な量での補充
  • 生化学データに基づく個体差の考慮

栄養療法2.0(根本原因の治療)

  • 副腎疲労ケア
  • 腸内環境改善
  • デトックス(解毒)サポート
  • ミトコンドリア機能向上

治療の順序を重視したアプローチ

病気が起きた順番に治療することで、副作用を最小限に抑えながら、効率的な改善を目指します:

  1. 副腎・ホルモン・神経・エネルギーケア
  2. 消化管の除菌・腸内環境改善
  3. デトックス(解毒)

まとめ

慢性疲労は「原因不明」の疾患ではありません。適切な検査により根本原因を特定し、個別化された栄養療法を行うことで、多くの患者さんが改善を実感されています。

当クリニックでは、20年以上の臨床経験と3,000名以上の受講者を擁する分子栄養学実践講座で培った知識と技術を基に、慢性疲労でお悩みの患者さんに、科学的根拠に基づいた栄養療法を提供しています。

慢性疲労でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。検査による原因の特定から始まる、本当の意味での「根本治療」をご体験いただけます。

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