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アトピー性皮膚炎

内科

アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が弱くなることで起こる慢性的な炎症性皮膚疾患です。単なる皮膚の病気ではなく、腸内環境の乱れや全身の炎症と深く関わっていることが分かっています。

当院では、ステロイドなどで症状を抑えるだけでなく、根本的な原因にアプローチする分子栄養学的な治療を行っています。

アトピー性皮膚炎の症状

乳児期は頬や手足に赤い湿疹が現れ、小児・成人期になると肘の内側や膝の裏、手や首回りに湿疹ができやすくなります。夜眠れないほどの強いかゆみや皮膚の乾燥、ステロイドを使っても症状が繰り返すこと、特定の食べ物で症状が悪化することなどでお悩みの方が多くいらっしゃいます。

アトピー性皮膚炎の原因

1. 皮膚のバリア機能の低下

健康な皮膚には「フィラグリン」という重要なタンパク質があり、これが皮膚を守るバリアを作っています。アトピーの方はこのバリア機能が弱く、外からの刺激を受けやすい状態になっています。

2. 腸内環境の悪化

最近の研究で、アトピーの方は腸内環境が乱れていることが分かっています:

  • 善玉菌が少ない
  • 悪玉菌が多い
  • 腸の壁が薄くなっている(リーキーガット)

腸の状態が悪いと、全身に炎症が起こりやすくなり、皮膚の症状も悪化します。

3. 皮膚の細菌バランスの乱れ

皮膚には本来、様々な菌がバランスよく住んでいます。しかし、アトピーの方は「黄色ブドウ球菌」という悪い菌が増えすぎて、皮膚の炎症を悪化させています。

4. 食物アレルギー

特に小さなお子さんでは、以下の食品が症状を悪化させることがあります:

  • 乳製品
  • 小麦
  • 大豆

皮膚のバリアが弱いため、これらの食品成分が皮膚から侵入して、アレルギー反応を起こすことがあります。

当院のアプローチ

1. 皮膚のバリア機能を根本から修復

アミノ酸による皮膚修復 L-ヒスチジンというアミノ酸を補給することで、皮膚のバリア機能を改善します。研究では、湿疹の重症度が34%改善し、副作用もありませんでした。

腸と皮膚を同時にケア L-グルタミンというアミノ酸で、腸の壁と皮膚のバリアを同時に修復します。

2. 腸内環境の改善

  • 善玉菌を増やすプロバイオティクス
  • 善玉菌のエサとなる食物繊維の摂取指導
  • リーキーガットの修復(悪性菌が多い場合腸内除菌も有効です。バリア機能を保ちながら行わないと強い副作用が出ますので、注意しながら行っていきます。)

3. 個別の食事指導

お一人お一人の症状に合わせて、原因となる食品を特定し、除去食をご提案します。また、炎症を抑える食品を積極的に取り入れる指導も行います。

4. 皮膚の菌バランス調整

  • 天然由来の抗菌成分
  • 皮膚のpH調整による自然な抗菌力の回復

5. 安全で段階的な治療

アトピーの方は敏感な体質のため、サプリメントも慎重に導入します。少量から始めて、お身体の反応を見ながら調整していきます。

6. 詳細な検査による原因究明

  • 腸内細菌バランスの検査
  • 栄養状態の詳細な評価
  • 食物アレルギーの検査

これらの検査結果を基に、あなたに最適な治療プランを作成します。

まとめ

アトピー性皮膚炎は、皮膚だけでなく腸内環境や全身の炎症が関わる複雑な病気です。当院では20年以上の栄養療法の経験を基に、ステロイドに頼らない根本的な改善を目指しています。

このような方におすすめです:

  • ステロイドを使い続けることに不安がある
  • 何度も症状が再発してしまう
  • 食べ物と症状の関係が気になる
  • 根本的に体質を改善したい

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。詳しい検査とカウンセリングで、あなたに合った治療法をご提案いたします。

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