• Menu
  • Skip to right header navigation
  • Skip to main content
  • Skip to secondary navigation
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer

Before Header

一般診療のお問い合わせ

電話 03-3697-4163 受付時間は診療時間に準じます

自費診療の予約とお問い合わせ

再診予約   初診予約   お問い合わせ

宮澤医院

内科・小児科一般診療と自費診療(内科栄養療法)を行うクリニックです

  • 初めて受診される方
  • 一般診療(内科・小児科)
  • 自費診療(内科)
    • 通院中の患者様はこちら
    • ご予約はこちらから
    • 対応している疾患
    • 治療方針
    • 価格表
    • 検査案内
    • お問合せ
    • 検査のみご希望の方
    • 副腎疲労対策
  • スタッフ紹介
  • 交通案内

Mobile Menu

一般診療

お気軽にお問い合わせください。受付時間は診療時間に準じます

(03) 3697-4163

自費診療

・インターネットで予約をお取りください。
・再診
・初診
・ご相談

受診案内

  • 初めて受診される方
  • 一般診療(内科・小児科)
  • 自費診療(内科)
    • 通院中の患者様はこちら
    • ご予約はこちらから
    • 対応している疾患
    • 治療方針
    • 価格表
    • 検査案内
    • お問合せ
    • 検査のみご希望の方
    • 副腎疲労対策
  • スタッフ紹介
  • 交通案内

有機酸検査について

Home > 検査 > 有機酸検査について

2019年12月16日 //  by 宮澤 賢史

有機酸検査は、少ない負担でとても多くの情報が得られる、栄養療法における最初のスクリーニング検査としてとても優れた検査です。朝一番の尿を摂るだけで74項目もの様々な栄養と代謝のプロフィールを見ることができます。具体的にどのようなことがわかるのかを説明します。

コンテンツ

  • 1 もともと自閉症児に対する検査です
  • 2 腸内環境の乱れをみることができます
  • 3 神経伝達物質の量をみることができます
  • 4 ミトコンドリアの機能を見ることができます
  • 5 ち密に計算されつくした検査です
  • 6 有機酸検査でわかること
    • 6.1 共有:

もともと自閉症児に対する検査です

有機酸検査といっても、新生児スクリーニング(先天性代謝異常などの疾患を早期に発見する検査)で行われる稀な病気に対する検査ではありません。米国疾患コントロールセンターで自閉症、精神疾患についての研究を行っていたウイリアム・ショー博士が自らの経験をもとに独自に作り出したものです。以前日本で行われた講演で彼はこう言っていました。

「 自閉症の子供において、尿中で上昇している物は微生物に関連している。
多くの医師は、自閉症は遺伝子由来だと主張したが、私は遺伝子に依存しない原因がここにあると確信し、この研究を続けた。 」

彼は腸内微生物と尿中に出てくる物質の関係について様々な論文を発表し、それを元にグレートプレーンズ研究所を設立し有機酸検査を作り上げました。

腸内環境の乱れをみることができます

この検査は「腸を見ることができる尿検査」と理解するのがよいでしょう。時には便検査よりも腸の状況を的確に判断できるのです。腸と脳は非常に強いつながりを持っていますので、私はほとんどの患者さんに便検査を行っているのですが、なかなか疲れがとれない方にはこの検査がお勧めです。

ところで、なぜ尿検査をすることで腸内の状態がわかるのでしょうか?そこがこの検査の重要な点です。

尿検査と言っても、尿を培養するのではありません。腸に住んでいる酵母菌の産生物を見ているのです。この産生物は分子量が小さいため、正常の消化管でもある程度は吸収され、門脈から肝臓、腎臓を経由して、尿細管から排出されます。だから尿検査をすることで消化管で何が起きているかを間接的に見ることができるのです。抗生剤を使えば、酵母菌が増え、善玉菌が減り、酵母菌が産生する物質も増加します。よってアラビノース、酒石酸の産生量はカンジタ症の間接的なマーカーとなります。

神経伝達物質の量をみることができます

やる気を出す神経伝達物質がドーパミン、集中力を高めるのがノルエピネフリンです。ドーパミンは毎日脳内で作られ、適宜ノルエピネフリンに変換されます。ドーパミンはチロシンやフェニルアラニンなどのアミノ酸から作られます。

チロシン ⇨ フェニルアラニン ⇨ Lドーパ ⇨ ドーパミン ⇨ ノルエピネフリン

だから、集中力を高めるためには、チロシン、フェニルアラニンサプリを摂るのが普通ですが、それがうまくいかない人がいます。それはドーパミン→エピネフリンの変換が妨げられているからです。それを見るのが有機酸検査のHVA/VMA比率です。これが妨げられる原因は、銅やビタミンC不足、そして腸内のクロストリジウムです。つまり、腸内環境が悪いと、ドーパミンが増え、ノルエピネフリンが不足してしまいます。過剰のドーパミンは神経細胞を傷つけることは有名で、多くの精神疾患で脳内のドーパミンレベルが高いことが報告されています。

このように腸内細菌と神経伝達物質は密接に影響し合っているのですが、クロストリジウムと神経伝達物質、ビタミンC不足をすべて網羅している検査というのはこの有機酸検査をおいて他にはありません。有機酸検査は、全ての検査項目が有機的につながりをもつように、設計されています。

ミトコンドリアの機能を見ることができます

ミトコンドリアは人間の細胞内にある体内のエネルギー産生工場です。この工場はビタミンやミネラルなどをエネルギー源にして動いています。

ミトコンドリアの機能が落ちる原因は様々です。(ビタミン、ミネラル不足や重金属、化学物質汚染、腸内環境の乱れや肝臓や腎臓機能の低下など)有機酸検査ではミトコンドリアの回路を構成する物質を測定しており、回路が回っているのか、もし止まっていたらどこで止まっているかということがわかるようになっています。

ち密に計算されつくした検査です

そうなんです。

有機酸検査は、ショー博士が研究の末に、脳と腸で何が起こっているかがわかるように必要な検査項目を全て組み入れた総合検査です。この検査でここが上昇していたら、次はここを見る、というようにすべてがつながっており、そのつながりを辿っていくことで、患者さんのストーリーが語れるようになっているんです!それだけではありません。

  • ドーパミン過剰によって産生される酸化ストレスマーカーとして、グルタチオンのレベルもわかります。
  • 神経伝達物質の産生に重要なメチレーションの状態もみることができます。
  • 新生児スクリーニングでも行われるアミノ酸代謝異常もカバーしています。

つまり、ショー博士が自分の研究の集大成として全てを詰め込んでいるんです。検査からストーリーを読み取れるようになれば、こんなにお得な検査は他にありません。精神を患っている方はもちろん、慢性疲労の方、慢性腸疾患を持っている方にも是非一度受けて頂きたい検査です。

有機酸検査でわかること

  • 腸内環境の乱れ(特にイースト、クロストリジウムの過剰増殖)
  • ミトコンドリアの機能障害(栄養不足、重金属、化学物質汚染などによっておこる)
  • 三大栄養素がうまく使われているか(脂質、糖質がうまく使えない人もいます)
  • メチレーション回路が回っているか
  • 神経伝達物質(ドーパミン、ノルエピネフリン、セロトニン)のバランス
  • 体内の炎症
  • シュウ酸の蓄積
  • ビタミンB群、ビタミンCの過不足

さらに詳しく検査の読み方を知りたい場合はこちら

共有:

  • Tweet

カテゴリー 検査

Previous Post: « 総合便検査について
Next Post: 唾液中コルチゾール検査 »

Primary Sidebar

月火水木金土
9:00-12:00宮澤賢史宮澤賢史院長院長院長院長
16:00-18:00宮澤賢史宮澤賢史院長×院長×
 一般診療(内科・小児科)
月火水木金土
9:30-12:00篠原宮澤宮澤小川×宮澤
16:00-18:00宮澤宮澤宮澤×××
 内科(栄養療法)

アクセス

東京都 葛飾区堀切2-13-9
tel:03-3697-4163(一般)
京成線 堀切菖蒲園駅下車 徒歩約5分

サイト内検索

人気の投稿とページ

  • カゼインフリーの重要性と知っておくべき牛乳の弊害
    カゼインフリーの重要性と知っておくべき牛乳の弊害
  • 副腎疲労の食事治療は何を食べるかよりも何を食べないかが重要
    副腎疲労の食事治療は何を食べるかよりも何を食べないかが重要
  • リーキーガット症候群の食事は消化に工夫が必要
    リーキーガット症候群の食事は消化に工夫が必要
  • 関節リウマチや自己免疫疾患の治療と炎症を抑える食事
    関節リウマチや自己免疫疾患の治療と炎症を抑える食事
  • カンジタ(カンジダ)の原因と治療
    カンジタ(カンジダ)の原因と治療
  • グルテン(小麦)7つの問題点とグルテンフリー食事療法で得られるメリットと実践法
    グルテン(小麦)7つの問題点とグルテンフリー食事療法で得られるメリットと実践法
  • 精製白砂糖と人工甘味料(アスパルテーム)が引き起こす精神疾患と腸内環境の悪化
    精製白砂糖と人工甘味料(アスパルテーム)が引き起こす精神疾患と腸内環境の悪化

Footer

メニュー

  • ホーム
  • スタッフ紹介
  • 交通案内

自費診療

内科 栄養療法
休診日:水木土午後、金日曜日
電話予約:診療時間に応じます
03-3697-4163

一般診療

内科・小児科
休診日 木曜・土曜午後、日曜
電話受付:診療時間に応じます
03-3697-4163

宮澤医院

医療法人社団 直心会
宮澤医院
東京都葛飾区堀切2−13−9
堀切菖蒲園駅 徒歩5分
  • 初めて受診される方
  • 一般診療(内科・小児科)
  • 自費診療(内科)
  • スタッフ紹介
  • 交通案内
Copyright (C) Miyazawa-Clinic. All Rights Reserved.