症例56 28歳男性 うつ病

主訴

疲労感、集中力低下、眠気、体臭がきになる。心臓を下にして寝ると苦しい。
喘息発作が時々あり、寝苦しい。
アメリカ留学4年間で精神的肉体的に追い詰められたのがきっかけで、その後精神的に不安定が続いた。最近は朝の強烈な疲労感を押さえるためにコーヒーを毎日飲まなければ頭のぼんやり感がとれない。副腎疲労を知り、カフェイン断ちや甘い物控えなどをしているが完全に良くならないため受診。

既往歴

喘息(14歳~)、逆流性食道炎

症状

・無気力
・集中力、記憶力の低下
・疲労感
・眠気・不眠・下痢
・緊張からくる体臭

うつバイオタイプ分析

花粉症、アルコール依存、なんども確認しないと気が済まない、完璧主義など低メチレーション体質。うつ病のバイオタイプ分析について詳しくはこちら

低メチル化タイプ 4  花粉症がある、アルコールや薬物への依存がある、何度も確認しないと気が済まない、完璧主義である
葉酸欠乏タイプ 1 自分よりも他人を優先する
銅過剰タイプ 0
ピロール異常タイプ ストレスの調節がうまくない、夢が思い出せない、朝弱く夜に強い
重金属タイプ 0

検査結果

血液検査


低コレステロール、低マグネシウム、低亜鉛、潜在性甲状腺機能低下症

IgG食物アレルギー検査


とくに乳製品、たまごアレルギー、カンジタにも反応有り。

毛髪ミネラル検査


全体的な吸収不良、水銀蓄積がみられます
唾液中コルチゾール低下している

総合便検査

特に乳酸菌低下し、消化酵素不充分で炎症あり。短鎖脂肪酸が特に低い。

治療経過

半年で改善傾向も朝がまだ起きられない症状が続きました。カンジタ感染症状が強く、治療に時間を要しました。自覚的には高濃度ビタミンC点滴が効果的だったようです。
治療1年後から物事がクリアに考えられるようになってきました。
1年半後
「朝から起きられる自分に驚いている。あとは集中力、記憶力をつけたい。」
2年後
「低血糖症状もだいぶ良いが食事が悪いとまだ不安定」
食事療法を継続中です。

ご注意

治療効果には個人差があり、すべての方に著効することはありません。

全ての慢性疾患は生活習慣が関連しており、食事や環境の改善が不可欠です。そのため患者様自身が勉強して身に着けていただく事がとても大切になります。

そこで、私どもは勉強会を開催し、診断治療法について公開しています。

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