症例7 17才女性 概日リズム障害

来院までの経過

概日リズム睡眠障害・非24時間型睡眠覚醒症候群で治療中。小6の冬から不登校になり丸5年が経過。睡眠リズムの乱れは不登校当初からあった。
メチコバール、5HTP、マルチビタミン、カルシウムマグネシウムなど摂取するも効果薄い。
睡眠時間が9時間~12時間と長く、夢を良くみる。口内炎ができやすい。眼の下のクマ。低血圧、立ちくらみ。口に入れると吐き気がし食べられない物が多い 騒音でイライラする。起きている間は、のんびりする事があまりなく何かしらやっている(テレビの視聴、ゲーム、マンガを読む等)。月経前に特に睡眠リズムが悪化する傾向。
必要な検査はできうる限り受け、睡眠障害や体調不良の根本原因を知り治療したい。

副腎疲労、甲状腺症状スコア

症状からホルモンバランスを推測します。副腎負荷は現在軽度。
副腎疲労と甲状腺の関係について詳しくはこちら

脳機能スコア

症状から脳神経伝達物質の過不足を推測します。
不安症状が強い。
脳機能スコアについて詳しくはこちら

うつバイオタイプ分析

低メチル化タイプ 1 何度も確認しないと気が済まない
葉酸欠乏タイプ 0
銅過剰タイプ 1 女性である
ピロール異常タイプ 3 気分の移り変わりが激しい、ストレスの調節がうまくいかない、朝弱く夜に強い
重金属タイプ 0

症状からピロール異常が疑われる。
うつ病のバイオタイプ分析について詳しくはこちら

検査結果

血液検査

ビタミンB群不足(特にB3,B6)、低コレステロール(コルチゾールの材料)、亜鉛不足、自律神経の過緊張、高メチレーション状態を認めた。

毛髪ミネラル検査

ヒ素、水銀の排出過剰あり。また多くの必須ミネラルが不足しており、腸内環境の悪化を示唆する所見です。

治療経過

腸内環境改善で睡眠時間が徐々に改善。
最初12時間 → 2か月後 10時間 → 3か月後9時間。
6か月後 出かけられるようになった。
8か月後 やる気が持続するようになった。
その後重金属デトックス治療を開始
14か月後 アルバイトを始めた。
16か月後 症状ほぼ消失。


ご注意

治療効果には個人差があり、すべての方に著効することはありません。

全ての慢性疾患は生活習慣が関連しており、食事や環境の改善が不可欠です。そのため患者様自身が勉強して身に着けていただく事がとても大切になります。

そこで、私どもは勉強会を開催し、診断治療法について公開しています。

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