鉄と言えば、鉄欠乏性貧血です。 日本人若年女性には貧血が多く、血中フェリチンを測定する事で潜在性鉄欠乏貧血を見つける事が出来ます。 ヘモグロビン > 12.0 g/dl フェリチン値 > 12 ng/mL を満たしていない場合、鉄欠乏の可能性がある。 ...
アーカイブ 12月 2019
副腎疲労の検査と診断
唾液中のコルチゾールを測定する 副腎疲労の診断に最も簡単で役に立つのは、唾液中のコルチゾール濃度測定です。血中濃度よりも唾液中コルチゾールの方が体内で使える量を正確に表すからです。 通常コルチゾールの量を評価する場合は血中濃度を測定しますが、副腎疲労の診断には唾液中濃度 ...
重金属の検査について
重金属の検査は、「蓄積量の検査」と「排泄量の検査」の大きく2つにわけられます。どちらも非常に重要な検査であり、目的によって使い分けます。 「排泄量をみる検査」 毛髪、尿、便は、全て重金属の排泄経路手段となっており、それぞれの検体の重金属を測定することで「どのくらい金属を ...
唾液中コルチゾール検査
当院ではストレスによる副腎機能の低下を診断するために唾液検査を用いています。 唾液中の副腎ホルモン検査は、 血液や尿中のホルモン検査と違い、生物学的活性のある化合物を測定できる1日に何回も検査を行うことができる(採血がいらない、来院不要)ストレスがない。(採血は体に非常 ...
有機酸検査について
有機酸検査は、少ない負担でとても多くの情報が得られる、栄養療法における最初のスクリーニング検査としてとても優れた検査です。朝一番の尿を摂るだけで74項目もの様々な栄養と代謝のプロフィールを見ることができます。具体的にどのようなことがわかるのかを説明します。 もともと自閉症児に ...
総合便検査について
包括的便検査(CSA)(検査結果:3~4週間) 適切な食物を消化吸収すること、病原性のあるものを入れないことは腸機能の重要な点です。 これが様々な理由から失われることを「リーキーガット症候群」と言います。便総合検査は「リーキーガット症候群」の原因を究明するのに最も適した ...